消費者庁がケトジェンヌに注意!効果ないサプリの騙し手口を暴露

2019年9月6日、消費者庁は、サプリメント販売会社イーサイクルのケトジェンヌの健康被害が89件にも達しているとしていることを公表しました。

多くの訴えが「下痢が止まらない!」という深刻なもので、同社のキャッチコピー「健康的なスリムボディをめざせる」とい大きく矛盾する事態となっています。

株式会社e.Cycleの販売する「ケトジェンヌ」と称する健康食品を使用したところ、下痢等の体調不良が生じたという事故情報が短期間に急増しています。今後の消費者被害の発生又は拡大の防止を図るため、消費者の皆様に注意を呼び掛けます。

「ケトジェンヌ」を使用する場合は、身体被害が生じ得ることに御留意ください。また、当該商品の使用後に下痢等の体調不良が生じた場合は、速やかに使用を控えた上で、最寄りの医療機関や保健所に相談するようにしてください。

この注意喚起は、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、公表するものです。なお、契約上の相談がある場合は、「消費者ホットライン188」を御利用ください。

引用元: https://www.caa.go.jp/notice/entry/016418/

 

健康被害の内訳は消化器官障害72%・皮膚障害17%

9月7日に発行された朝日新聞紙面によると、ケトジェンヌによる健康被害の内訳は、「下痢が止まらない」といった消化器官障害が72%あるほか、じんましんなどの皮膚障害が17%ありました。

また、消費者庁の調査に対して、ケトジェンヌの販売会社は、「6月・7月で3万件ずつ新規顧客を得た」と回答しており、今回の健康被害届け89件は氷山の一画にすぎないのではないのかという見方もされています。

美容系サプリメントは、原材料のコストが低く、業者にとっては、利益率の高い「おいしい」商材ですが、売上を拡大させるために多額の広告料を支払う必要があります。

つまり、本来であれば、サプリメントの質や安全性を高めるためにかけるべき研究開発費をケチって、短期的な利益を獲得するためにそのお金を広告費用に回してしまうケースが散見されます。

今回、消費者庁に健康被害が89件も報告されていたということは、ケトジェンヌ販売会社にもこれ以上の健康被害の報告・相談が届いていたことが推測されます。

しかし、それでも新規顧客開拓を拡大していたケトジェンヌの販売会社は、あきらかに、顧客満足よりも短期的な利益を追及するポリシーなのでしょう。

このような短絡的な利益至上主義の考え方が、下痢やじんましんといった健康被害を広めてしまったのではないでしょうか。

アフィリエイトサイトに多額の広告料を支払っていたケトジェンヌ

ケトジェンヌで検索すると、都合の良い記事しか掲載していないアフィリエイトサイトで埋め尽くされていて、実際の引用者の感想を確認することができない状況が続いていました。

しかし、今回の消費者庁の発表に伴い、毎日新聞・産経新聞などの大手メディアが、今回の健康被害を記事にしたことにより、深刻な事実が、検索結果にも反映されることとなりました。

産経新聞社のケトジェンヌ健康被害投稿に対して、美容系サプリメント商品に対しての不審の声が続出しています。

医学誌「医学と薬学」に広告掲載していたケトジェンヌ

ケトジェンヌの公式販売ページによると、医学誌「医学と薬学」に掲載されていること大きくアピールしていました。

しかし、実際には、小さな文字で広告掲載であることを伝えています。あたかも医学誌に掲載された、信頼あるサプリメントであるという見せ方は、限りなくブラックに近いグレーな広告表現ではないでしょうか。

また、今後の健康被害の状況によっては、ケトジェンヌの誇大広告の販売に結果として加担してしまった医学誌「医学と薬学」にも責任追及の声が及びそうです。

ケトジェンヌはなかなか解約ができない!

ケトジェンヌは、以前から解約ができないサプリメントとして、Yahoo知恵袋などの掲示板サービスにその不満が書き込まれていました。

というのも、初回申込300円という非常にリーズナブルな価格で申込を受け付けおき、実際には定期コースに自動契約されていて、解約するとなると、違約金18,000円をとられてしまうのです。

初回申込300円のつもりで契約していた人々からは、「騙された!」という怒りの声が噴出しています。

 

ケトジェンヌ販売会社が公式サイトにだしたコメント

9月6日、ケトジェンヌ販売会社が公式サイトにだしたコメントによると、食品としてのケトジェンヌの安全性を訴求している内容となっており、今回の騒動に対する謝罪や対応策などは一切記されておりませんでした。

公式サイトの健康被害に対するコメント【弊社商品「ケトジェンヌ」について】

ケトジェンヌの解約連絡先

東京都渋谷区渋谷2-12-4 ネクストサイト渋谷ビル 5F
株式会社e.Cycle(イーサイクル)
連絡先:0570-010-500

消費者庁の消費者ホットライン

消費者庁は、9月7日発行の朝日新聞紙面上で、ケトジェンヌ契約相談に関しての相談は、消費者ホットライン「188(いやや)」に連絡するように呼びかけています。解約できないケースや、意図しない違約金などが発生した場合には、こちらに相談しましょう。