OYOライフがヤフー排除で株式全額買取!従業員向け通達全文と最悪評判

事件

インド発の不動産テック会社OYOとヤフーが共同出資して作られたOYOライフの株主構成からヤフーが完全排除されていたことが明らかになりました。

ここでは、OYOが従業員に対して通達していた株主構成変更全文と今までの経緯・評判について詳しくみていきたいと思います。

OYOライフ従業員向け株主構成変更通達(全文)

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OYO LIFE株主構成変更のお知らせ

OYO LIFEの皆様、 従業員の皆様へ大切なお知らせです。

11月付けで、OYO(OYO Hoteles & Homes)が、OYO LIFEの株主の1社であるYahoo!Japanから全ての保有株式を買取りOYOがOYO LIFEの100%株主になりました。

OYO,OYO LIFE,Yahoo!Japanで協議を重ね、それぞれの中長期的なゴールやアスピレーションを考えての決定であり、例えばマーケティング面でのYahoo!Japanとの良好な関係・協力体制は今後も継続する予定です。

今回の株主構成の変更は、グローバルOYOが日本のビジネスに対して長期的に100%コミットしていることの現れです。

OYO LIFEは上場会社ではありませんので、特に今回の株主構成の変更を対外的に発表する予定はございません。

これに対して今後、外部から様々な質問や憶測が生まれることが想定されますが、何か問い合わせがあった場合には、不用意に回答するのでなくPRにエスカレーションお願いします。

もちろん聞かれた場合、あるいは言及する必要がある場合は、事実としてYahoo!Japanは株主ではなく、OYOが100%株主である、と回答・言及してください。

よろしくお願いします。

以上が、OYOライフが従業員向けに告知したヤフー排除した株主変更に関する文章になります。

この文章では、OYOとヤフーは円満な関係であって、喧嘩別れしたわけではないと説明しています。

しかし、合弁会社設立してから1年もたたないうちの資本提携解消は、普通ではあり得ません。

ヤフー大株主であるソフトバンクの孫正義さんとOYO創業者との間で、日本市場攻略に対する考え方に大きなギャップが生じていたのではないでしょか。

まずは、ソフトバンク孫正義との資本提携解消を決断したOYO創業者と、OYOライフについて、みていきたいと思います。

OYOライフとは

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OYO創業者Ritesh Agarwal

OYOライフは、インドの不動産・ホテル起業家リテシュ・アガルワルRitesh Agarwal(25)が日本進出するにあたってヤフーと共同出資してつくられた合弁会社です。

リテシュ・アガルワルは、若干25歳という年齢ではありますが、インドの安宿ホテル運営にAIを駆使したビジネスモデルで革命をおこしました。

安宿ホテルの多くの経営者は、競合ホテルの宿泊価格を参考にしながら、自社ホテルの宿泊料金を手動で決めていました。

しかし、OYOは、この宿泊料金の計算にAIを導入することにより、

  • 競合ホテルの価格
  • 季節・時期
  • リアルタイムの需要

など全ての要因を含めた価格計算を自動で行っているのです。

このAIによる宿泊計算は夜間を含めて常時行われているので、ホテル経営者は、労せずとも宿泊客を獲得することができました。

OYOは、ホテル運営者と客のマッチングシステムで得たノウハウをベースに、賃貸業にも進出し、大家と賃借人(家を借りる人)の独自マッチングシステムを構築し話題を呼んでいます。

大きなポイントは、OYOライフは大家から物件を一括借り上げし、その物件に対して、自社マッチングシステムを使って入居者を募集しているところでしょう。

OYOライフ管理物件に住みたい人は、スマホ一つで簡単に入居できるメリットがあります。

OYOライフは、このように手軽に入居できるメリットをアピールするために「旅するように暮らす」というキャッチコピーで普及拡大させることを狙っています。

日本の賃貸業界では、今までだれも考えることがなかった「旅するように暮らす」というコンセプト。

OYOライフはこの新しい考え方を普及させるために、OYOライフマガジンという公式ブログで新しいライフスタイルの提案をしています。

www.oyolife.co.jp

ソフトバンクの孫正義さんは、インターネットの波の次には、AIの波がくると決算報告の際に予言していました。次の動画で確認することができます。

孫正義さんの動画をみると、AIを駆使するOYOライフへの投資は、当然やらなければいけないマスト案件であったことが分かります。

次に、OYOの日本本社についてみていきたいと思います。 

OYOライフの場所

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OYOライフ日本の本社(飯野ビルディング12階)

OYOライフの本社は、東京都千代田区内幸町二丁目1番1号 飯野ビルディング12階にあります。

東京の中心地、虎ノ門駅から徒歩5圏内という好立地。少し歩くと緑豊かな日比谷公園もあります。

上空写真をみると、高層オフィスビルが立ち並ぶエリアで、ひときわ大きな存在感を示しているのがよくわかります。資金が豊富な企業でなければこのような好立地のビルに本社を構えることはできないでしょう。

今までみてきた通り、OYOライフは、日本市場を開拓するにあたって順調なスタートをしていました。

しかし、1年もたたないうちにOYOライフとヤフーは資本提携を解消していた。その真の原因は何だったのでしょうか?

大きな原因といわれているのは、 OYOライフの日本での評判です。

日本の不動産業界の事情に詳しい関係者の声をみていきたいと思います。

不動産業界からの評判

不動産業者関係者の声をみると、その評判は、控えめにいって最悪です。

急激に拡大させたいソフトバンク孫正義さんの意向と、現場でのオペレーションがおいつかずに、悪評が続出しているのが分かります。

居住者からの評判

入居者の評価は、まちまちといったところでしょうか?入居した時期によっても、その評価は、大きく分かれる傾向にあるようですね。

OYOライフが日本で稼働した当初は、比較的リーズナブルな価格で、ある程度のサポートを受けることができた。

しかし、利益優先・急拡大路線に突き進んだことで、入居者からの苦情は増加しています。

まさに起こるべくして起きたトラブルの数々。

このトラブルを回避し、シェアを奪うためには、大胆な戦略転換が必要ですが、そこでOYO創業者とソフトバンク孫正義さんとの間で意見の衝突があった。

不動産のなかでも賃貸契約は、専門的な知識をもたない一般の人を対象としたビジネスになります。

お金を儲けだけを考え、急拡大路線を指示したあげく、早々に資本提携解除を決断した孫正義さんは、このトラブルをどのようにみていたのか?

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