首里城 正殿が内部から放火?初期消火に失敗した原因

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首里城の火災跡 放火の可能性が濃厚

首里城で大規模な火災が発生し、その原因を特定する捜査が警察と消防で進められています。 もともと火を取り扱うことがない正殿の内部から出火した事実をみると放火の可能性が大きいと考えるのが自然です。

しかし、今だに原因が特定されておりません。ここでは、ニュース報道を見ながら、初期消火の問題点や放火の可能性を詳しくみていきたいと思います。

 

首里城の出火元 正殿の状況

警察と消防は正殿の北側付近で首里城の警備関係者の立ち会いのもと、当時の状況などを確認しました。 警察によりますと、出火当時、正殿北側に設置されたセンサーが異常を感知したため警備員がかけつけた(以下省略)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012160211000.html

 首里城 火災の出火元は、正殿であることが明らかになっています。火災報知センサーの異常検知によって、警備員がかけつけたと報道されています。ただ、センサー異常からどの程度の時間でかけつけることができたのか、詳細は、報道されておりません。

シフト勤務の警備員かと思いますが、もしかしたらバイト警備員かもしれません。夜間待機人数は、昼間警備人数よりも人数が絞られるケースがほとんどですが、このことが原因で、異常検知から火災発生確認に時間がかかり、初期消火に失敗した可能性があります。

入り口は施錠されていて、その後、鍵を開けて入った際にはすでに室内に煙が充満していたということです。(以下省略)

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012160211000.html

最も気になるのは、警備員がかけつけた時には、首里城 正殿の入り口が施錠されていたにもかからず、開錠した瞬間、火災の煙がでてきたことです。
このニュース記事が正確なのであれば、正殿を開錠するまでは、火災の煙がなかったことになります。もし、正殿の外観から出火していたのであれば、警備員が正殿に到着した際に、火の粉と煙が確認されたという表現になるはずです。

警備員が鍵を開けて正殿内に入ったところ、すでに中は煙が充満していたということで、警察は、正殿の内部から火が出たとみています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012159651000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

警察は、出火元を正殿内部からだと判断しているというニュース記事もあります。これらのことを総合的に考えると、やはり出火元は正殿内部で間違いないということになりますし、その正殿は、鍵で施錠されていたため、放火を計画的に実行していた犯人がいたと推測できます。

首里城キャンドルイベント準備が出火元となった可能性

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首里城キャンドルイベント準備が出火元になった可能性

正殿前の広場では、火が出る1時間ほど前まで、業者がイベントの会場設営を行っていたことから、警察が電源の使用状況などの確認を進めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012159651000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

 首里城では、火災が発生する1時間前までキャンドルイベントの準備が行われたことを報じているニュース記事もあります。写真のように、首里城の通路に沿うように多量のキャンドルが使用されるため、このキャンドルが火災の原因になった可能性もあります。

ただ、異なるニュース記事を見てみると、このキャンドルイベントの準備作業に火気を使用するとはなかったようです。

首里城では27日から11月3日まで「首里城祭」を開催中で、城を管理・運営する沖縄美ら島財団の広報担当者によると、職員らが31日未明まで正殿付近で作業をしていた。ただ、作業で火気を使うことはなかったという。https://www.asahi.com/articles/ASMB02P9JMB0TIPE00J.html

キャンドルが火元となった可能性は、ほぼゼロでしょう。しかし、大量のキャンドルはどこに保管されていたのでしょうか?詳細はニュース記事で言及されておりませんが、イベントは間近まで迫っていたので、常識で考えると、首里城敷地内の仮倉庫に大量保管されていたと推測するべきでしょう。

警察の判断から、出火元は正殿内部だと確定されています。さすがにキャンドルが正殿内部に保管されるはずはありません。ですので、大量保管されたキャンドルが出火の原因とする見方は、ほぼないでしょう。

しかし、首里城が正殿を中心に急速に燃え広がり、消防活動が一時追いつかなかったことを考えると、キャンドル大量保管が、火災の勢いを拡大させたと推測できます。

可燃性の強いキャンドルに火の粉が移ることによって、想定外のスピードで、火が燃え広がり被害を拡大させたのでしょうか。

この火事で40代の消防隊員1人が脱水症状を訴え病院に搬送されたが、その他にケガ人はいないという。

http://www.news24.jp/articles/2019/10/31/07536343.html

 このニュース記事によると、消防男性(40)が、あまりの熱さに脱水症状をおこしています。もしかしたら、この消防男性は、大量のキャンドルに火が燃え移った付近で消防活動していたため、想定外の熱さに苦しんのかもしれません。

 

想定外の大規模火災に苦労した消火活動

消火活動を心配そうに見守った住民からは「なぜ自衛隊のヘリコプターを使わないのか」と不満の声も上がった。(以下省略)

https://www.sankei.com/affairs/news/191101/afr1911010027-n1.html

 首里城の火災に、なぜヘリコプターでの消火ができなかったのか、と疑問に思う住民の声がニュース記事となっています。この住民の質問の真意を確認するために、ヘリコプター関連のニュース記事を調べてみました。

2004年8月13日の午後。「いつか落ちるのでは、とは思っていたが……」。住宅街の抜け道を通り、沖縄国際大に入ると、目の前にバラバラに焼け焦げた米軍ヘリが横たわっていた。  事故が起きた場合に備え手元に置いている一眼レフカメラで写真を撮り始めると、米兵が飛んできた。「カメラをよこせ」(以下省略)
https://www.asahi.com/articles/ASM883JKTM88TPOB001.html

沖縄は過去に、米軍の軍用ヘリが墜落する事故も発生し、事故後の横柄な対応をうけたことで住民の不満が蓄積されています。

沖縄の人の感情として、自分達が望んでいない米軍の軍用ヘリが、頻繁に沖縄上空を我が物顔で飛行できているのに、必要な時に自衛隊ヘリが消火活動を支援してくれないのか?と思っていたのではないでしょうか。

「我慢だけさせておいて、必要な時には何もしてくれない」ヘリコプターによる消火活動が無い事への不満を記者に伝えた沖縄県民には、このような感情があったのかもしれません。

平成23年の東京電力福島第1原発の際には、陸上自衛隊のCH46大型ヘリコプターが上空から海水を投下している。那覇市には陸自第15旅団が駐屯し、CH46も配備しているだけに、これを活用できなかったのかというわけだ。  陸自ヘリが消火活動に参加するためには沖縄県が災害派遣要請を行う必要があるが、県防災危機管理課は要請を検討しなかったという。担当者は「ヘリでの消火活動は数トンの重さの水を落とすので、周辺への影響もある。都市部ではヘリによる消火活動はできない」と説明する。

https://www.sankei.com/affairs/news/191101/afr1911010027-n1.html

 自衛隊ヘリを出動させることができなかった理由が、ニュース記事となっていますが、県担当者の言い分は、言い訳に聞こえてしまいます。一時的にヘリで海水を投下する際、周辺に漏れたとしても、大きな問題はないはずです。定期的に海水を運ぶわけではありませんので。あくまでも、数時間だけの緊急措置なのですから。

このような判断ミスも、火災を拡大させてしまった原因の一つだといえるのではないのでしょか?

首里城の消化設備 「ドレンチャー」

 

那覇市によると、首里城正殿の軒下には「ドレンチャー」という外側からの延焼を防ぐ放水設備が付いているほか、外側から放水する「放水銃」もあった。正常に作動したか今後確認する。  

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1017526.html

 首里城 正殿の軒下にドレンチャーと呼ばれる放水銃が設置されていることが新聞社の調査で明らかになっています。警察の捜査によって、火元が正殿であることは特定されていることを考えると、このドレンチャーが正常に機能していれば初期消火できたはずです。

なぜ、ドレンチャーは正常に機能しなかったのでしょうか?次に定期点検に問題がなかったのかをみていきたいと思います。

消防設備点検の実態は?

市によると消防設備の点検は年2回、訓練は年1回以上行われ、訓練には市も立ち会っている。点検については3年に1回、市に報告義務がある。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1017526.html

 新聞社の取材によると、消防点検は、しっかり行われていたようです。設備の点検が年2回というので、その際に、正殿の軒下に設置されていたドレンチャーの作動確認もできているはずです。

もし、ドレンチャーが火災発生時に作動していたとするならば・・・ドレンチャーは内部でなく外部に設置されているので、内部で蔓延した炎の勢いが、すでにドレンチャーでは消化できないレベルに強くなっていたことが考えられます。

2062年未来人ユーチューバーは放火と断定

2062年未来人ユーチューバーは、動画の中で、「首里城は放火された」と断定しています。

2062年未来人ユーチューバーは、 2011年の東日本大震災の際、事前に「ヤマニノボレ」という警告をしていたことで注目されるようになりました。

2016年には、テレビキー局が取り上げる程、影響力が強いユーチューバーでしたが、偽物が乱立したこともあり、今ではテレビ報道されることはなくなりました。

しかし、コアなファンが存在しているため、定期的に動画をアップしています。

放火犯の意図に関しても、動画の中では説明しているのですが、常識とはかけ離れ過ぎているかなりぶっ飛んだ内容になってます。興味がある方は、2062年未来人による首里城 放火説の動画を見てみてください。