貴ノ富士 最新情報!暴力・差別発言の反論会見にツイッター大炎上

貴ノ富士,会見

貴ノ富士 暴力・差別発言に対しての反論会見

2019年9月27日、貴ノ富士は、自分が犯してしまった暴行事件に対して、「引退勧告」をだした相撲協会への反論会見を弁護士ととも開催しました。

貴ノ富士は、2回目の暴行事件を犯してしまったことを謝罪しつつも、相撲を取り続けたいという自身の想いを主張しました。

ここでは、事件の概要と相撲協会が抱えている問題の本質をみていきたいと思います。

 

貴ノ富士とは

  • 四股名:貴ノ富士三造(たかのふじ さんぞう)
  • 所属:貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋へ移籍
  • 地位:関取
  • 本名:上山 剛(かみやま つよし)
  • 年齢:22歳
  • 身長:190cm
  • 体重:157kg

 貴ノ富士の前歴

新十両の3月場所8日目、付き人を務めていた同部屋の序二段・貴西龍に対し、連絡ミスを理由として、取組後に支度部屋で暴行を加え、顔面打撲・口内裂傷などの負傷をさせたことにより、師匠・貴乃花より謹慎を言い渡されて、9日目より休場。同年3月29日に開かれた理事会により、この問題に関して1場所(2018年5月場所)の出場停止処分を受けた。示談は成立していたが場所後に相撲ファンから告発状が提出されたため大阪府警浪速署が捜査し、厳しい処分を求めないという意見書付きで6月5日付の書類送検となった。大阪地検は6月13日に起訴猶予処分としている。

 貴ノ富士は、2018年に起訴猶予処分となった暴行事件の前歴があります。付き人に対して顔面パンチをし、口内を深く傷つけてしまいました。

この暴行事件で、当時の師匠である貴乃花から謹慎処分を受け、理解からは、5月場所出場停止処分をうけました。

厳しい処分をうけたのにもかかわらず、なぜ、 貴ノ富士は、暴行事件を繰り返してしまたのでしょうか。

貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋へ移籍の際に提出した誓約書

 貴ノ富士は、貴乃花部屋から千賀ノ浦部屋へ移籍する際に、「暴力はしない」という誓約書を提出しています。

そして、もし、暴行した際には、「引退します」と宣言しています。このような誓約書を提出しておきながら、2回目の暴行をしてしまいました。

貴ノ富士の暴力・差別発言の反論会見の概要

貴ノ富士,弁護士,記者会見

貴ノ富士と弁護士の記者会見

貴ノ富士の会見は、本人と代理人2名、合計3名で行われました。記者からの質問に関しては、事実確認だけ本人が答え、他は弁護士が答えるという体制でした。

 

貴ノ富士の暴力について

貴ノ富士は、自分の暴行に対して、事実を認め、謝罪しました。弟子の教育係を任せられている立場で、弟子に少しでも成長して欲しいという思いで、「げんこつ」をしてしまった。と釈明してます。

この「げんこつ」は、前回の暴行事件のように感情が高ぶって力いっぱい殴ったものではなく、教育のつもりで力をセーブしたという趣旨の釈明をしました。

そして、実際にお見舞いにいった、おかみさんの話を取り上げ、被害を受けた弟子の外傷は無い状態で、「くらくらする」などの脳へのダメージもないと説明しています。

つまり、貴ノ富士としては、今回の「げんこつ」は、前回の「パンチ」とは異なり、相手に残るダメージがないので、暴行にあたらないという認識だったことを主張したかったのでしょう。

この主張が正しかったとしても、やはり2度目の暴行というのは許されるべきものではありません。

貴ノ富士の差別発言について

貴ノ富士は、暴行以外にも、弟子に対して差別発言も行いました。物覚えが悪くすぐに忘れてしまう弟子に対して、「にわとり」というあだ名をつけて、「にわとり」と呼んで、「ハイ」と返事をしたら、「ハイじゃない、コケといえ」と発言し、そのことに対しても謝罪をしています。

この差別発言は、相撲部屋という一般社会から隔離された特殊な環境だからできたものではないでしょうか。

会社などで、上司が部下に対して、このような差別的発言をしたら、深刻なパワハラ発言として、すぐに問題が大きくなります。

(社員全員洗脳されているブラック企業だった場合は、もしかしたらあり得るかもしれませんが。)

しかし、相撲部屋は、特殊な環境のため、このような問題も、見過ごされがちです。まるで、中学や高校の部活動のような状況ですね。

大人の発言として、許されるものではありません。

貴ノ富士が反論会見で主張した内容

貴ノ富士は、反論会見で、このような「暴行」「差別発言」を全て認めた上で、相撲を取り続けたいことを主張しました。

おそらく、貴ノ富士の感覚では、今回のレベルの問題で「引退勧告」を受けるのは、納得がいかないのではないでしょうか。

引退勧告とは(懲戒処分との違い)

「引退勧告」で自ら引退する場合は、相撲協会から退職金が支払われます。しかし、「懲戒処分」を受けた場合には、退職金が支払われません。このことから、相撲協会は、今回の処分は温情だと説明していました。

今後、貴ノ富士が相撲協会と争うことになると、「懲戒処分」となってしまう可能性もあります。

このことに関して、記者からは「懲戒処分になると退職金がもらえないというリスクを追ってまで記者会見するのはなぜか?」と質問があり、貴ノ富士は「自分の考えを分かってもらった上で、相撲を続けたいので会見をお願いした」という旨の回答をしました。

 

貴ノ富士の代理人 弁護士の主張

 貴ノ富士の弁護士は、 貴ノ富士が今回の騒動の事実を認めて、謝罪しているとした上で、相撲協会・相撲部屋全体のコンプライアンスが適切に運営されていない問題点を指摘しました。

 貴ノ富士の弁護士は、日本オリンピック委員会のコンプライアンスに対しての考え方などを持ち出して、

 「みんなの円滑なコミュニケーション、つまり選手会や親会、理事会、それぞれの人が一同に話し合いながら変えていく必要がある。上からの押し付けを守るそれだけではダメだ。」

という持論を展開しました。 

相撲協会・相撲部屋のガバナンスに問題がある理由

また、貴ノ富士の弁護士は、暴行の前歴がある力士に対して、弟子の指導を任せることが、相撲界のガバナンスに問題があると主張。

そして、「相撲界に限った話ではなく、全てのスポーツは、技術の向上を図る体育だけでなく、知育・徳育を育てる必要があり、親方絶対主義・協会絶対主義では、社会に通用しない。」

として、貴ノ富士に引退させたところで、相撲界は健全化できないことを訴えました。

 

貴ノ富士の会見に対するツイッター炎上投稿