JOC山口香さんとは?テコンドー協会 改革キーマンの実力

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全日本テコンドー協会のキーマンJOC山口香さん

JOC山口香さんとは?全日本テコンドー協会の理事総辞職を受けて外部有識者キーマンである山口香さんに注目が集まっています。山口香さんは、元オリンピック女子柔道代表選手として活躍し、JOCでは選手ファーストの改革が高く評価されています。

 

テコンドー協会 理事総辞職ニュース概要

選手との対立が続いている全日本テコンドー協会が、28日午後に臨時理事会を開き、理事全員の辞任を発表した。 これで、一連の騒動は収束に向かうのだろうか。 その笑みは、何を意味するのか。 報道陣に会釈をして会場に入った、全日本テコンドー協会の金原昇会長。 強化方針をめぐり選手との対立が深刻化する中、28日の臨時理事会では、金原会長を含む理事全員の総辞職が、満場一致で決議された。

10月28日午後、全日本テコンドー協会会長の金原昇は、独裁体制との批判を受けて理事全員の総辞職を決定しました。

金原昇会長自身も辞職する決定に対して、対立側であった副会長の岡本依子副会長は、「今回全然様子が違うから、なにか企んでいるのかなと思っている」と不安を口にしています。

テコンドー協会 理事総辞職から選任までの流れ

  • 10月28日 全日本テコンドー協会 金原昇会長が理事総辞職を決定
  • 10月28日 外部有識者(4人)による理事・選手へのヒアリング実施
  • 11月末頃 外部有識者(4人)による全日本テコンドー協会新体制の発表

外部有識者メンバー

テコンドー協会,外部有識者

テコンドー協会 外部有識者メンバー4人
    テコンドー協会 外部有識者メンバー4人
  • 境田正樹さん(弁護士)
  • 井口加奈子さん(弁護士)
  • 友添秀則さん(早大スポーツ科学学術院教授)
  • 山口香さん(JOC・日本オリンピック委員会理事)

外部有識者メンバーは、全日本テコンドー協会の新体制の選定基準として、

  1. 全理事のうち女性理事の比率が40%以上
  2. 外部理事の比率は25%以上
  3. テコンドーおよび他の格闘技の経験者の場合、師範や出身母体が同一の者が3人を超えない

ことを明らかにしています。独裁体制や派閥を作らせないように十分に考えられた選定基準ですよね。この選定基準は、おそらく柔道出身の山口香さんが中心となって考えたのではないでしょうか?

柔道界は、歴史が長い分、派閥に権力が集中する構造になってしまいがちです。ご自身の経験を踏まえて、出身母体の制限などを選定基準に盛り込んだのではないでしょうか?

 

山口香さんとは

山口香

山口香さん

名前:山口香(やまぐちかおり)
年齢:54歳
段位:講道館柔道6段
実績:ソウルオリンピック銅メダリスト

 

マンガ「柔」のモデルで、女三四郎の異名を持つ女性柔道家。JOCでは、選手ファースト改革の主導役として活躍しており、最近では、「代表監督不要論」を主張してます。

代表監督不要論とは、世界選手権やオリンピック代表選手の監督を任命しないことです。監督は代表選手を指導する期間が短いため、選手の技術を伸ばすための細やかな指導ができません。そのため監督は不要とし、その代わりに選手が所属している指導者に全てを委ねるという考え方です。

代表選手の立場としては、場当たりてきな監督の指導よりも、自分の所属先の指導者にフォローしてもらったほうがパフォーマンスを発揮させやすいものです。

山口香さんは、このように古い慣習に従うのではなく、選手のことを考えた制度改革に注力しているため、現役の柔道選手から多くの支持を得ています。

暴行監督を追放した山口香さん 

山口香さんは、2013年に発生した監督による暴行を問題視し、被害女子選手の救済に尽力してきた過去があります。

実は、柔道界で指導者から選手に対しての暴行は、常日頃から繰り広げられているものでした。とくに柔道の強豪校では、このような伝統が当たり前で、選手を強くするためには必要不可欠なもの捉えられていました。

当たり前の話ですが、暴行で選手が強くなるはずがありません。被害女性選手は、監督の暴行を訴えますが、柔道界の隠蔽体質によって、一度は潰されてしまいます。

しかし、山口香さんは、被害女性と一緒に柔道界の隠蔽体質と戦うことにより、最終的に暴行していた監督を辞任させることに成功しています。既得権益の集合体である柔道界の上層部を辞任させることは奇跡的な偉業です!

山口香さんを支持する岡本依子 副会長

岡本依子

岡本依子 副会長

シドニーオリンピック銅メダリストでもある岡本依子 副会長は、すでに山口香さんとコンタクトをとっており、「全日本テコンドー協会会長に山口香さんが就任してくれると嬉しい」という旨の感想を述べています。

山口香さんは、女子柔道のメダリストですので、岡本依子さんやテコンドー選手の気持ちはよく理解できるはずです。

山口香さんが、全日本テコンドー協会の会長に主任したら、間違いなく改革されるはずです。

金原昇 会長が再任する可能性も 

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金原昇 テコンドー協会会長

テコンドー協会会長の金原昇は、自分自身が再任される可能性について「仮定の話には答えられない」語っています。

金原昇 会長は、今まで解散を主張する改革派の理事達の意見を退けていました。しかし、10月28日に突然解散を決定しました。

この決定に、テコンドー協会副会長の岡本依子さんは、懐疑的な目を向けています。金原昇 会長は再任されるための画策や裏取引があるのでしょうか?

今まで、マスコミに対しては笑顔を見せて、自分の正当性をアピールしてきた金原昇 会長。再任されれば、改革は間違いなく頓挫してしまいます。

改革派である山口香さんの手腕に注目が集まっています。